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成人の尿量は1日に約1200ml〜1500mlで、尿意を意識するのは200ml〜250mlですから 尿の回数は普通1日に6〜7回となります。それが10数回或は20回以上と回数が異常に 増えた場合を頻尿と言います。

 尿量はもちろん発汗と平衡しますから、夏の暑い季節には尿量は減少し、逆に冬寒く て発汗が少なくなり、皮膚血管の収縮がおきますと、腎臓から比重の低い尿が多くでる 様になります。この様に季節に順応した生理現象がうまく行われているわけです。

 しかし病的な状態の頻尿、例えば膀胱炎の時には膀胱に細菌の感染をおこし、粘膜の 充血が伴ってきて、膀胱内の尿量はわずかでも頻繁な尿意をもよおし、同時に排尿痛を 伴ってきます。膀胱炎は検尿によりすぐわかりますから、この様な症状を感じましたら 早く診察をうけ、治療すれば、簡単に治す事ができます。

 膀胱から尿道に移行する部分は膀胱頸部と言われますが、この部の粘膜は血管が多く 認められます。そして中年以降の女性では、ホルモンのバランス等の関係でこの部の充 血がおこりやすく、膀胱炎と同じ様に頻尿を訴える事が多くなります。ただこの場合は 排尿痛や尿の病的所見は少なく、排尿後の残尿感或いはすっきりしない気持が続く事が 多い様です。
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頻尿や尿漏れは、加齢と共に増えていく傾向があるため、年だからしょうがないと諦める方もいらっしゃるでしょう。しかし頻尿や尿漏れは病気が原因で起こることも少なくないのです。きちんと原因を究明し治療や改善をすることが頻尿や尿漏れを克服する第一歩だといえるでしょう。
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